花の肥料 何を使う?(オススメは緩効性肥料)

赤いバラ 植物
初

花を植えたので、肥料を買いに行こう。

園芸店肥料コーナー

初

なんか肥料の種類がめっちゃある・・・油かす?化成肥料?赤玉土?

どれを使ったらいいんだろう??

今では肥料もたくさん種類があって、どれを選べばいいか悩みますよね?

※ちなみに赤玉土は肥料ではありません。

肥料の特徴を押さえて、上手に花を育てましょう。

農業大学校花き専攻卒業のボスタフが解説します。

肥料って必要?

結論から言えば、必要です。

植物は、土の中に含まれる養分を根で吸収します。

養分が無ければ、十分に成長ができず、花を咲かせることも出来ずに枯れてしまいます。

まずは植物を植えた土に注目します。

花・野菜の土のような肥料を配合した土に植物を植えた場合は、1か月間は肥料が必要ありません。

古い土などに植物を植えた場合は、植えてから2週間ほど空けてから、すぐに効き目がでる肥料をあげましょう。

注意 固形や粒状の肥料を与える場合は、根など植物体に直接あたらないようにしましょう。根っこがダメージを受けると、成長に悪い影響がでます。

肥料と土の違い

肥料には外袋に、中身の成分が分かるように記載しないとダメな法律(肥料取締法)があります。
中身の成分が、N(チッソ):P(リンサン):K(カリウム)5:5:5のような表記があると、肥料です。

ちなみに赤玉土は、肥料成分がないですが、園芸用に用いられる用土の一つです。
分かりやすく例えると、植物にとって肥料はご飯、土は食器って感じです。

有機質肥料と化成肥料の違い

有機質肥料とは、油かすや骨粉といった動植物由来の肥料です。
植物が栄養として利用するためには、有機物から無機物への変化が必要。
土の中の微生物がその働きを担っている。
そのため、肥料効果が効いてくるのに、時間がかかります。
ただし、炭素率の小さいもの(分解されやすいもの、腐りやすいもの)、例 魚肥などは即効性がある。
また未発酵のものは、においが強いなどの特徴があります。

化成肥料は、りん鉱石などの無機質由来の肥料。
こちらは即効性があり、すぐに効き始めるのが特徴

園芸ではこちらがよく使われます。
少しずつ水に溶けていくように、コーティングしているものもあり、その場合はゆるやかに効いていく。
例(IB化成など)

野菜などでは、有機質肥料で作ったものの方が、味は良いとされる。
花に関しては、どちらでもよいが、肥料の成分がN(チッソ)よりもP(リンサン)K(カリウム)を重視します。

なぜなら、N(チッソ)が多いと、葉っぱばかり大きくなり、花がつきにくくなります。
花では見た目が重視されるので、花数や株全体のバランスが求められます。

要するに、有機質肥料と化成肥料はそれぞれ一長一短です。
化成肥料はにおいもせず扱いやすいですが、有機質肥料の持つ微生物を増やしたりといった土壌改善の効果は得られません。

迷ったらオススメの肥料

粒状の緩効性の化成肥料がオススメです。

例:IB化成 (商品名マミーボールなど)

においがないので、室内でも使用できる。
水に少しずつ溶けていくタイプで、与えすぎても濃度障害が起こりにくい。
肥料の効果が、長期間続きます。(マミーボールでは約3ヵ月)

植物への与え方もかなり簡単で、株元から約3cmほど離れた土に、水やり時などに飛んでいかないように軽く埋め込むだけです。

プロの農家では肥料をどのように使っているのか?

見た目が綺麗なハボタンを作る農家で実習をした時は、3種類ほどの肥料を1週間ほど時期をずらして組み合わせていた。すぐに効く化成肥料と粒状の緩効性肥料と生育に合わせて液肥を与えていた。
学生目線だと、過剰ではないかと思ったりもしたが、そこは長年ハボタンを作られているプロの農家、葉っぱの色を見て、判断していたのが印象的だった。

そして出来上がったハボタンはやはり綺麗だった。

まとめ

花の肥料を選ぶ際は、有機質肥料か化成肥料で比べるのではなく、肥料の成分が
N(チッソ)よりもP(リンサン)とK(カリウム)が多いものを選びましょう。
迷ったら、粒状の緩効性肥料のIB化成がオススメ。

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